製品プロパティ(エディタ)
使用可能な場所: Matter > エディタ > 高度 > 製品プロパティ (F8) |
製品プロパティは、製品を表示するときにShaperからサーフェイスプロパティ設定を上書きするために使用される高度なエディタです。
エディタの上部に表示される製品名は、編集中の製品を示します。製品名はこのフィールドから修正できます。
プロパティ | 説明 |
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固有のサーフェイス表示がある | このオプションをオンにすると、Shaperの表示状態が無視されます。これにより、Shaperのサーフェイスを非表示にできますが、Matterにはサーフェイスが表示され、ShaperおよびMatterで同時にモデルを操作できます。 ヒントこのオプションを有効にすると、サーフェイスがMatterに表示されませんが、Shaperには表示されます。サーフェイスを右クリックし、表示を選択して状態を変更し、Matterでのサーフェイスの表示を設定します。 |
ベイク処理されたライトマップは、シャドウをキャストする特定のオブジェクトがアニメーション化されると、構成に応じて表示または非表示になる場合があります。ライトマップに加えて、これらの制限を解決するためにSSAOを実装しました。
SSAO (Screen Space Ambient Occlusion)は、周辺のオブジェクトによって遮られる周囲光を検出します。サーフェスが別のオブジェクトによって隠されている場合、そのサーフェスに到達する光は少なくなり暗くなります。SSAOは、周囲光の量を減らすために、オブジェクト上の間接光の遮蔽量を検出します。一般的には、オブジェクトのコーナーや、穴、エッジは、アンビエントオクルージョンの効果が強く出るジオメトリです。
より正確な表現をするには、SSAOはZバッファを使用してアンビエントオクルージョンを近似し、領域の周囲のピクセルの深さを評価してから、周囲の領域から取得したサンプルに従ってこれらのピクセルにオクルージョンを適用します。
作成するアンビエントオクルージョンの近似値に応じて、半径、ステップ数、および バイアスの値を入力します。
半径は、評価対象の範囲を調整します。
ステップ数は、黒くなるオブジェクトの近接度を調整します。ステップ数が多いと、SSAOの品質は向上しますが、パフォーマンスに影響します。
バイアスは、SSAOの結果を調整するパラメーターです。
注記
専用項目を有効化することで、ライトマップのレンダリングをSSAOに追加することもできます。