Patchwork 3D Enterprise 2022 X5

パララックス補正

ローカル環境で生成された反射は、環境のポジションから計算されます。ただし、観察者のポジションが、環境のポジションと異なる場合もよくあります。これにより、物理的に現実的な環境の反射と、そのシーンで実際に見られる反射に視覚的な差が生じる場合があります。

パララックス補正では、観察者と環境で異なるリファレンスポイントを使用することによって生じる変化を補正するため、プロキシサーフェイスを使用します。

プロパティ

説明

タイプ

使用するプロキシサーフェイスの種類。

  • なし:補正なし、

  • ボックス: 立方体、

  • 半球:半球、

プロキシサーフェイスの各タイプの設定については、以下で説明します。

自動調節 (...)

ボックスまたは半球プロキシサーフェイスを使用する場合、Patchwork 3D は環境ゾーンを可能な限り一致させるよう、必要なボリュームを予測できます。この操作を...ボタンを使用して実行します。結果の微調整が必要となる場合があります。

ツール

プロキシサーフェイスのハイライトを表示/非表示にします。

ボックス

環境に使用するスペースがほとんどボックスのような場合、プロキシにボックスを使用します。

それらは、X、Y、Z軸方向の最小値と最大値によって定義されます。

対応するフィールドに、X、Y、Z軸方向の最小座標と最大座標を入力します。

半球

環境に使用するスペースが半球形状のような場合、プロキシに半球を使用します。

半球は、半径の長さと半球の中心点の位置で定義されます。

中心点の座標と半径の長さを指定します。