シームマテリアル
シームマテリアルは、ステッチラインをシミュレートします。シームマテリアルは、糸が見える場所を除き透明です。このマテリアルは、メインのサーフェイスに重ね合わされた薄い直線の面に適用されます。
このマテリアルの構造は、スタンダードマテリアルの構造に似ています。シームマテリアルは、ディフューズレイヤーと反射レイヤーの2つのレイヤーで構成され、テクスチャプロパティがあります。
ディフューズ
拡散
主に[フィルター]の色で指定される[Diffuse Color]は糸の色です。
[カラーマップ]はステッチのパターンを生成します。通常、[Bump]タブの[Seam Map]で使用される画像と同じです。
反射
使用する糸のタイプに基づいて、ステッチの光沢の度合いは変わります。スタンダードマテリアルについては、加算値としての反射色、粗さ、拡散フィルターを調整できます。
バンプ
ステッチの外観のリアリティは、部分的にバンプテクスチャにより変わります。
このタイプのマテリアルのテクスチャは、プリーツマップとシームマップという2つの異なるイメージマップから構築されます。
シームマップは個々のステッチのパターンを生成します。このマップがない場合マテリアルは完全に透明になります。この画像の明るい領域は、拡散フィルターの色で塗りつぶされます。アルファ背景のゾーンは透明のままになり、シームサーフェイスの下のサーフェイスに割り当てられたマテリアルを表示します。
マテリアルがステッチの下で集まっていたりプリーツが付けられていたりする場合は、[Pleat map]設定でテクスチャを加えられます。