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Patchwork 3D 2023 X6

代替背景テクスチャを環境マテリアルとして使用する

グラフィックカードで使用されるリソースと.kdrファイルのサイズを削減するために、高ダイナミックレンジで平均的な解像度(通常は1024×512ピクセル) の環境を、高ダイナミックレンジで高解像度の環境ではなく、低ダイナミックレンジで高解像度(4096×2048ピクセル) のテクスチャと組み合わせることができます。

この変更は、環境材料に適用されます。このマテリアルの最も一般的な使用法は、シーン全体(通常は直径5〜10メートル)を包む半球プリミティブを Shaper で作成し、Matterで環境マテリアルを適用することです。

高ダイナミックレンジで平均的な解像度の環境を低ダイナミックレンジで高解像度のテクスチャに結合するには、次の手順を実行する必要があります。

  1. Matterで、適切な解像度(1024×512または2048×1024) のHDRファイルまたはEXRファイルをインポートし、プロダクトに適用します。

  2. この環境の[Environment Properties Editor]を開きます。代替背景テクスチャが定義されていないことが[Background]ボックスに表示されます。

  3. 低ダイナミックレンジの形式(JPG、PNGなど) で高解像度のテクスチャを選択し、[Alternative Background Map]ボックスの[None]ボタンにドラッグアンドドロップしてアクティブな環境と結合させます。テクスチャは環境マテリアルに自動的に適用されます。[None]の表示がファイル名に変わります。

ヒント

選択する環境とテクスチャは、同じ形式、つまり同じ投影法([経度-緯度]、[角度]、[直交]) である必要があります。一般的に、最も適切なテクスチャは、トーンマッピングが適用され全方向性プレートとして使用される環境のバージョンです。

[Alternative Background Map]には次の機能があります。

  • ボタンdelete_texture_1.pngはアクティブな代替背景テクスチャを削除するためのものです。

  • [None]または代替背景テクスチャとして定義されたファイルの名前の付いたボタンをクリックすると、[Matter]サイドバーのテクスチャライブラリが開き、選択した背景に関連付けられたテクスチャが選択されます。