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Patchwork 3D 2024 X7

モデルの準備

レイヤーのセットで構成されるコンフィギュレーション、またはプロダクトのバリアント。

バリアントの作成は、準備したレイヤーのうち、どれを表示してどれを非表示にするかを定義するものと考えられます。そのため、コンフィギュレーションの作成は、コンフィギュレーションルールを作成する前にプロダクトレイヤーを準備しているかどうかによって異なります。

セクションパーティションを理解するおよび意味のあるレイヤー名を使用するは、コンフィギュレーションで使用するレイヤーについての考察、コンフィギュレーションを作成するためにレイヤーにどのように名前を付け、グループ化するかを説明します。

レイヤーの作成の詳細が必要な場合は、アスペクト、ポジション、および環境レイヤー専用のドキュメントをご利用いただけます。

パーティションについて

The truck’s bin color is a partition with three states: here red.
The truck’s bin color is a partition with three states: here grey.
The truck’s bin color is a partition with three states: here blue.

3 つの状態が可能なパーティション。

構成可能なモデルを作成するにはまず、複数の代替案が可能なパーティションを特定します。上の画像では、トラックの荷台には複数の色があります。荷台の色はパーティションの例です。パーティションはモデルサーフェイスのジオメトリ、アスペクト 、ポジション、またはモデルの環境と関連付けることができます。この例では、わかりやすくするため、アスペクトと色で構成の原理を説明しています。

パーティションには 2 つの種類があります。有効化/無効化できるものや、複数の代替案のリストからエレメントの選択が必要なものがあります。パーティションは、エンドユーザーが状態を選択できる [コンフィギュレーションブラウザ] に一覧表示されます。

次に、パーティションはルールと関連付ける必要があります。

上の画像では、パーティション "stickers" を有効化/無効化できます。チェックボックス "stickers" (画像の左) をオンにすると、対応するシンボルを定義できます。関連付けられたルール、"stickers" (右側) はシンボル "stickers" を定義するタイミングを示し、ステッカーを含むアスペクトレイヤーが表示されます。

この画像では、パーティション "paint" はペイントの色を表します。この色にはいくつかのオプション (red、blue、yellow、black…) のいずれかを使用できます。ドロップダウンリスト (画像の左) から選択することで、選択内容に従ってシンボル "paint.red"、"paint.blue"、"paint.yellow"、"paint.black" のいずれかを選択できます。関連付けられたルール (右側)、"paint.red"、"paint.blue"、"paint.yellow"、"paint.black,"は、対応するシンボルが定義されていれば、正しい色のレイヤーが表示可能であることを示します。

ただし、この例には、合計5 つのシンボルとルール (ステッカーに 1 つ、ペイントに 4 つ) が含まれていますが、パーティションは 2 つのみです ("stickers" と "paint")。

意味のあるレイヤー名を使用する

ジオメトリ、ポジション、イルミネーション、アスペクト、オーバーレイ、および環境レイヤーに意味のある名前を付けることを強くお勧めします。意味のある名前だとレイヤーの機能が明確にわかります。こうすることで、構成を管理するルールのターゲットレイヤーを作成する手順が大幅に簡素化されます。

構成が重要な場合、意味のある名前を使用することは、名前によってレイヤーがどのようなものであるかを思い出せるということだけにとどまらず、後に作成することになるかもしれないコンフィギュレーションのシンボルやパーティションをレイヤー自体と結びつけやすくするというメリットもあります。

所属するパーティションに従ってレイヤーに名前を付けます。

同じ設定可能な要素やパーティションを参照するすべてのレイヤーに同じ接頭辞をつけます。上記の例のPaintパーティションのように、レイヤーが1つのパーティション内のオプショングループの一部である場合、次のように複数のパーツ名で構成することをお勧めします。

  • パーティション名をプレフィックスに使用し、

  • 次にドット (.)を付け、

  • 意味のある記述子の順に付けます。

これにより、赤色のペイントのアスペクトレイヤーの場合は "paint.red"、レバーが上位置にあるポジションレイヤーは "lever.raised" となります。

コンフィギュレーションルールを作成する際には、シンプルルールを自動生成するよう意味のあるレイヤー名と、適切な形式のシンボルを使用できます。

アスペクトレイヤの名前を変更したい場合、Patchwork 3Dは、コンフィギュレーションルールとリンクされたシンボルの名前を変更するよう提案します。Patchwork 3Dは、コンフィギュレーションルールの名前が変更された場合、シンボルの名前も変更するよう提案します。