Skip to main content

Patchwork 3D 2024 X7

反射

Mirror material editor - Reflection layer

[反射したサーフェイスのタグ] オプションを使用して、反射する面をフィルタリングすることができます。このオプションでは [Shaper] でサーフェイスに割り当てたタグを使用して、反射するサーフェイスを制限することができます。複雑なシーンでは、レンダリングの時間が大幅に短縮されます。

タグの詳細については、「タグマネージャ」を参照してください。

反射色

ミラーリフレクションのプロパティを設定するには、次のオプションを使用します:

  • ミラーの反射は、明るい色から黒(反射なし)までの色の濃さ、白から飽和した色(色付きの反射)までの色の彩度に応じて反射率を管理します。

    [強度]設定により、マテリアルからの反射量を調整できます。[強度] の値は、原則として0~1の間で変化しますが、値が高くなると、くすんだライティング環境と相殺することができます。

  • 相互反射色は、別の鏡を通して見たときの反射に色を与えます。

  • 反射のシーン外側環境では、シーン背景部分の反射色を黒、背景、環境から選択することができます。

    より正確には、これはミラーからの反射がどのサーフェースにも当たらない場合に何が起こるかを決定します。

フレネルは光学効果です。光沢のあるサーフェイスが観察される斜角が大きくなるほど、サーフェイスの色は目立たなくなり、これにより白色反射が形成されます。

光沢のある透明マテリアルでは、フレネルは視野角が減少するほど、サーフェイスが不透明になります。

注記

プリセットパラメータでは、アルミニウム、銀、クロム、銅、金などの一般的なマテリアルに対応する屈折率吸光係数の値を割り当てることができます。カスタムプリセットは、Patchwork 3Dの[設定] の[ユーザープリセット] タブからこのリストに追加できます。

吸光係数 は金属固有の特性です。他の場合はこのパラメータは0にしておきます。

スペキュラマップ

スペキュラテクスチャ・モジュレーション(STM)を用いて、マテリアルのスペキュラ反射の強度をピクセルごとに制限することもできます。この色付きのテクスチャは、反射に適用される各ピクセルの減衰係数をエンコードします(反射= STM *スペキュラ)。

値255は最大反射を符号化し、1は反射の仮想不在を符号化します。例えば、この方法では刺繍のある布を簡単にシミュレートすることができます。値255は、刺繍模様に対応するピクセルに属し、値1は布地に属します。

マッピングという名前のアコーディオンメニューに、テキスチャーのUまたはV方向の繰り返しを選択する為の、U方向繰り返し許可V方向繰り返し許可のパラメータがあります。

反転にチェックを入れる事で、U方向あるいはV方向でのテキスチャーの反転を可能とします。

ラフネス

ツヤのないまたは、毛羽だったマテリアルの反射は、常にかすんで粗く、細部は見えず、反射がマテリアルのサーフェイスに広がります。反射したオブジェクトの輪郭のみが明らかにわかります。マテリアルサーフェイスの反射のディフューズは、非常に無秩序なサーフェイスの状態に起因します。[ラフネス] パラメータはこの挙動を複製します。

ラフネス(粗さ)は、光の特殊な拡散を引き起こすサーフェイスの不規則性を表現します。反射光は表面の粗さに応じてランダムに変化します。これは光の強さを変えずに光の方向を変える事を意味します。粗いサーフェイスの場合は、鏡面反射が集中している滑らかなサーフェイスと比較して大きくて不規則なハイライトとなります。滑らかなサーフェイスは、同じ量の反射光でより明るく見えるでしょう。

サンプルパラメーターはノイズを低減しますが、レンダリング速度にも影響します。サンプル数を増やすことで、ノイズが減少し、レンダリング品質がよりシャープで正確になりますが、時間がかかります。

ラフネス・マップは、グレースケールのテクスチャで、黒が粗さ0(滑らか)、白が粗さに値が与えられているマテリアルを表現します。

ラフネス・マップ以下のセクション、有効にチェックを入れ、Noneボタンをクリックする事で、マテリアルの粗さや艶の為のテクスチャを指定しロードします。

これに対して、グロス・マップは、グレースケールのテクスチャで、黒が粗く、白が粗さ0(滑らか)としたマテリアルの表現となります。

マッピングという名前のアコーディオンメニューに、テキスチャーのUまたはV方向の繰り返しを選択する為の、U方向繰り返し許可V方向繰り返し許可のパラメータがあります。

"反転"にチェックを入れる事で、U方向あるいはV方向でのテキスチャーの反転を可能とします。