Patchwork 3D Community 2020.2 X4

一般プロパティ

一般プロパティは、すべてのグローバル環境またはローカル環境に適用できます。

一般プロパティ

プロパティ

説明

名前

環境の名前が表示されます。このフィールドに新規の名前を入力すると、この名前を変更できます。Enterキーで変更を適用します。

ガンマ

画像のガンマ値を変更できます。インポートしたHDRI画像のガンマ値を修正する場合に便利です。

彩度

環境画像の色の彩度を調節できます。値は 0 (モノクロの環境画像) から 1 (飽和色の環境画像) になります。このプロパティはリアルタイムで調整できます。

マッピング の種類

HDRI 画像の種類のプロジェクション方法を定義できます。

反転

環境画像のプロジェクションを反転できます。

デフォルト回転

プロダクトに関して正しく配置されるよう、環境の回転を初期化します。

ディフューズ:

プロパティ

説明

露出補正

マテリアルのディフューズレイヤー上で環境への暴露の影響を調節できます。この効果に適用される係数です。このプロパティはリアルタイムで調整できます。

ライトマップカラー効果

ライティングテクスチャを使用して、マテリアルのディフュージョン上で環境カラーの影響を調節できます。

スペキュラ:

プロパティ

説明

露出補正

マテリアルのスペキュラまたは反射で環境への暴露の影響を調節できます。この効果に適用される係数です。このプロパティはリアルタイムで調整できます。

解像度

ミラーリングの調節に使用する画像の解像度を定義できます。

高品質フィルタリング

非常に集中したエリアがあるシーンで、鋭利なジオメトリにおけるホワイトニングおよびエイリアシング効果環境反射を取り除きます。

image451.jpeg

スペキュラマテリアルに高輝度のエリアがある環境の反射 (高品質フィルタリングオプション不使用)。

image452.jpeg

スペキュラマテリアルに高輝度のエリアがある環境の反射 (高品質フィルタリングオプション使用)。

背景

プロパティ

説明

代替背景マップ

環境マテリアルで、HDR 環境の代わりに低ダイナミックレンジ形式 (jpg、png など) の高解像度テクスチャを使用できます。

露出

背景上で環境への暴露の影響を調節できます。値はこの効果に適用される係数です。このプロパティはリアルタイムで調整できます。

高度

背景の高度を調節できます。

解像度

背景に使用する画像の解像度を定義できます。

以下の画像は、一般プロパティがレンダリングに与える影響を表しています。

image453.png

ここでは、ビューポートの外、画像右側に赤い光源が配置されています。この赤いコンポーネントにより、白い車体全体に赤みがかかって見えます。